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国内の工場で作られた製品を、保護すべきかどうか。 [2024年04月09日(Tue)]
(1053)
 私たちは、村の産業を見棄てて放置してきたのです。それはまったく恐ろしいことです。犯罪的と言っても良いくらいです。
 しかし、こうは言っても、決して織物工場や砂糖工場や精米工場に対して敵意があるわけではありません。織物にしても、砂糖にしても、米にしても、外国製品よりは国内の工場で作られた製品が選ばれるべきです。
 もしも、それらの製品が外国製品との競争によって消滅の危機に瀕しているのなら、必要な支援が与えられるべきでしょう。けれども、国内の工場製品は外国との競争があっても大いに繁栄しています。だから、保護しなければならない状況にはないのです。
 ・・・



 「村の産業を存続させるための方策を考えるべきである」という話(1052)の続きです。
 ガンディーは、工場で作られた製品よりも昔ながらの製法で作られる村の産業(綿布・糖蜜・玄米)を守るべきだと主張しています。しかし、決して工場製品を敵視しているわけではないし、排除しようとしているわけでもないのです。
 外国の工場製品よりは国内の工場製品を選ぶべきだというのは、外国への富の流出を防ぐためでしょう。(975)
 しかし、インドの工場製品は支援が必要なほどの深刻な危機に瀕しているわけではないと彼は見ていたようです。それよりも、守られるべきなのは村の産業だったのです。
 そして・・・

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