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私たちは、村の産業を殺してしまっている。 [2024年04月07日(Sun)]
(1051)
 私たちは、織物工場、砂糖工場、そして精米工場を助け、その結果、村の産業を殺してしまっているのかもしれません。すなわち、糸車や手織り機(ばた)を使って作られる村のカディ、村のサトウキビを絞って作られる糖蜜(それはビタミンを含み、栄養豊富です)、村人の手で籾摺りされる玄米(その果皮に含まれるビタミンは損なわることなく保持されます)、こういったものを殺してしまっているのです。
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 村の産業を守る必要性を論じたガンディーの文章です。
 カディは、インドの伝統的な手紡ぎ・手織りの綿布のことです。これについては、今まで何度も繰り返し述べられていました。(例えば、(1001)など)
 しかし、ここでは、サトウキビを絞って作る「糖蜜」と稲の実(もみ)からもみ殻を取り除いて作る「玄米」についても具体的に言及されています。昔は、こういったものも手作業で作られていたのです。当然のことながら、それを仕事にし、それで生計を立てている人々もたくさんいました。
 糖蜜(molasses)は、インドではグド(gud)と呼ばれるようです。(926)ではグル(gur)と書かれていましたが、多分同じものだと思います。
 工場で機械を使って作られた製品を買うことによって、これらの産業を殺してしまっているのではないかとガンディーは人々に反省を促すのです。
 そして・・・
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