土地も、家畜も、協同のシステムで。 [2023年09月13日(Wed)]
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そして、土地について言えることは、家畜についても同様に言えるのです。 確かに、新しい生き方をすぐにそのまま受け入れようと人々に決心させることは容易ではありません。しかし、それはまったく別の問題なのです。 ・・・ 家畜の福祉についてのガンディーの話の続きです。 「協同農業」の有利性・有効性を、彼は力説していました。(842)そして、「土地について言えることは、家畜についても言える」という論法で、協同システムによる家畜の飼育を強く推奨するのです。 彼が協同による畜産経営を勧めるのは、農民にとって利益があるという理由だけではありません。それは、家畜の福祉を向上させるためにも是非とも必要なことなのです。(832) けれども、長年やって来たことを変えるということはなかなか難しいものです。自分自身のやり方を変えるのでさえ難しいのですから、他人のやり方を変えさせるのはなおさら難しいのは当然のことです。 しかし・・・ |