飼料代も、安くできる。 [2023年09月08日(Fri)]
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6.家畜の餌にかかる費用についても、個人による飼育に比べて集団的な飼育の方が遥かに安くなるでしょう。 ・・・ 家畜の福祉についてのガンディーの話の続きです。 村人たちは共同の牧草地を持てるようにすべきだと彼は言っていました。(837) しかし、牧草地の草だけではすべての牛の餌を賄うことはできないかもしれません。その不足分は、外部から飼料を購入することで補わなければならないでしょう。 その費用は当然農民にとって大きな経済的負担になるでしょう。けれども、集団でまとめて飼料を購入すれば、1人当たりの負担額は安くすることができるはずです。このようなスケールメリット(規模の利点)によって農民の負担を減らすことができるのも協同のシステムの長所の一つであると彼は主張するのです。 そして・・・ |