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協同で、一頭の牡牛を飼うことも可能。 [2023年09月06日(Wed)]
(836)
4.同じように、協同のシステムの下では、数頭の牝牛に対して選び抜かれた1頭の牡牛を飼うということも容易にできるでしょう。これは、慈善家による寄付でも受けない限りは到底不可能なことです。
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 家畜の福祉についてのガンディーの話の続きです。
 彼は、農民が個人で牛を飼うのではなく、集団的な営みとして協力し合いながら飼うべきだと主張しています。それが、「協同のシステム」です。(828)
 ヒンドゥー教徒であるインド人は牛肉を食べませんから、牛を飼うのは牛乳を得るためでしょう。だから、彼らが飼育するのは主として牝牛なのです。ところが、牛を繁殖させるためには無論のこと牡牛も必要です。しかし、各個人が牡牛も飼うのは大変なことです。
 その問題も、何頭かの牝牛に対して1頭の牡牛を飼うことによって合理的に解決できるとガンディーは言うのです。
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第234回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(5)北条時政の失脚と平賀朝雅。 [2023年09月06日(Wed)]
 8月30日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。
 
●平賀朝雅という人を強引に将軍にしようとした北条時政。
●しかし、北条政子と義時はそれを阻止する。
●平賀は、時政の後妻の牧の方の娘婿、政子・義時の母とは別人。
●執権の北条時政も、娘の政子には勝てなかった。
●時政は伊豆の国に隠居、やがてその地で亡くなる。
●平賀朝雅も、義時によって殺されてしまった。

 そして・・・

                             (つづく)
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