獣医による診療を確実に受けることができる。 [2023年09月05日(Tue)]
(835)
3.協同で家畜を飼育するのであれば、もしも彼らが病気になった時は獣医による診療を確実に受けることができます。 普通の農民なら、決してそのような経済的余裕を持ってはいないでしょう。 ・・・ 家畜の福祉についてのガンディーの話の続きです。 協同システムによる家畜の飼育の利点の第三は、「家畜が病気になった時、獣医による診療を受けることができる」ということです。家畜も生き物ですから、病気になることは当然あります。そのような場合は、言うまでもなく獣医による診療を受けるべきなのです。 ところが、獣医に診察してもらったり、治療してもらったり、あるいは薬を処方してもらうのであれば、もちろん料金を支払う義務が生じるでしょう。しかし、自分自身の食べ物さえ十分に得られないような生活をしている農民(173)に、そんなお金があるはずはありませんね。 そして・・・ |