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いきなり文字を書く練習をさせるべきではない。 [2023年03月07日(Tue)]
(658)
 子どもがアルファベットをすらすら読めるようになったら、その後に簡単な線を描く練習を始めます。そうして彼が幾何的な図形や例えば鳥などの姿を絵に描けるようになったら、これでようやく彼はアルファベットを書ける段階に達することができたのです。
 その前に文字を書かせようとすれば、結局ただ何かを書き散らすということにしかならないでしょう。
 ・・・


 
 「ナイ・タリム(新しい教育)」についてのガンディーの話の続きです。
 「文字の読み方を教える前に、準備的な教育が必要だ(657)」と彼が言っていました。しかし、「読み方を教えたら、次は書き方・・・」というわけでもないのです。
 文字を書く前に、まず線を描く練習をさせるべきだとガンディーは言います。彼は西洋の科学に対してはかなり批判的な態度を示していますが、決して合理性を否定しているわけではありません。精神性が大切だと力説していますが、いわゆる精神主義とはまったく違います。
 あくまでも、合理的に、段階的に、構造的な思考に基づいて、最も効果的な教育を追求しているのです。
 さて、一体どうして彼がこのような教育論に到達したのかと言いますと・・・
第228回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(8)北条政子。 [2023年03月07日(Tue)]
 2月24日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。
 
●そもそも、どうして頼朝は反平氏の戦いを始めることができたのか?
●彼は流罪になっていて、その身辺は厳しく見張られていた。
●見張り役だったのは、伊豆の豪族の北条時政。平氏の一族。
●北条時政は、都での務めを命じられて3年伊豆を留守にした。
●その間に、娘の政子が頼朝と恋愛関係に陥ってしまった。
●都から帰って来た時政はもちろん激怒した。
●当然、2人の結婚は絶対に許さない。
●山木兼隆という人を政子の結婚相手に決めてしまう。

 そして・・・

                  (つづく)
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