堆肥に関する会議。 [2023年01月25日(Wed)]
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最近、デリーで堆肥に関する会議が開かれました。これは、ミラベーン氏からの働きかけを受けて実現したものです。その会議で、「廃物を混ぜた動物や人間の排泄物がいかに価値ある肥料になりうるか」ということが提言されました。 このような堆肥を施すことによって、土は肥沃さを増すことができるのです。 ・・・ パンチャーヤットの義務に関するガンディーの意見の続きです。 「村における食料生産を増大させるために、適切な肥料を施す必要がある(616)」と述べた後、彼はこう語ります。つまり、彼が考えているのは化学肥料ではなく自然な肥料、すなわち家畜や人間の糞から作った堆肥なのです。これは、「機械に頼るべきではない」「村で生産できるものは村で自給すべきである」という彼の基本的な主張から当然導かれる結論でしょう。 ミラベーンという人は、イギリス出身の女性です。ガンディーの伝記を読んで感激し、インドへ渡って彼の弟子になったそうです。ウッタル・プラデーシュ州で農業生産拡大のための特命相談役になったそうなので、ガンディーが言っているのはこの時のことだと思われます。 そして・・・ |