世界全体に奉仕する、その第一歩目は・・・。 [2022年11月07日(Mon)]
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この世に存在するものはすべて神の被造物です。そのうち、我々が奉仕できるのはそのほんの一部に過ぎません。すなわち、我々にとって最も身近な、馴染みのある存在に対してです。 だから、我々はまず自分の家の隣の住人に奉仕することから始めなければなりません。 ・・・ 自給自足についてのガンディーの話の続きです。 同じようなことは、(498)などでも主張されていました。これは、「スワデシは(自分の地域の利益だけしか考えないので)利己主義である」という批判に対する反論として述べられていたものです。 つまり、「世界のすべてに奉仕する」などという大言壮語を吐くのは、いや、そのような考えを心に抱くだけでも、傲慢であると彼は言うのです。しかし、決して自分のことだけ考えれば良い、あるいは自分の家族のことだけ考えれば良いわけではありません。 要するに、自分にとって身近な所から、自分にできる範囲で、他者に奉仕せよということだと思います。 そして・・・ |