真のスワデシの信奉者は、外国人に悪意を抱かない。 [2022年10月08日(Sat)]
(511)
真のスワデシの信奉者は、外国人に対して悪意を抱かないはずです。そして、地球上のいかなる人間に対しても、敵対心に基づく行動に駆り立てられることはないはずです。 ・・・ スワデシが陥ってはならない危険性についてのガンディーの話(510)の続きです。 「スワデシ」というのは、要するに「自分の国を大切にしよう。外国のものに頼らないで生活しよう」ということです。ガンディーの考えでは、スワデシは、宗教・政治・経済、すべての分野で実践されるべきものなのです。(449) しかし、自分の国を愛するということは、決して他の国を憎むということではありません。自分の国を大切にするということは、他の国々を敵あるいは競争相手と見なすことではありません。 確かに、これらは混同されやすいものではあります。だから、ガンディーは再三にわたって注意を促しているのです。 そして・・・ |