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必要と思っている品物がなくなっても、暮らしていける。 [2022年09月19日(Mon)]
(493)
 「それでは、ピンや針がなくなってしまう! これらの品物はインド国内では生産されていないのだから!」
 こんな呪文の言葉によって、恐怖に襲われたりする必要はありません。
 スワデシの実践者たちは、今は生活に欠かせないと思っている多くの品物がなくなったとしても十分に暮らしていける術をきっと習得していくことでしょう。
 ・・・


 
 経済のスワデシに関するガンディーの意見の続きです。
 「外国製品を買ってはいけない。これは、宗教的な義務である。たとえ肉体的な安楽を犠牲にしなければならないとしても、万難を排してこれを遂行せよ(492)」と彼は言います。
 しかし、この時代(イギリスによる植民地支配を受けていた時代です)には、インドではまだ金属工業が勃興していなかったようです。それでも、イギリスで作られた製品(金属製のピンや針など)は入って来たわけですから、インド人もそれを使ってはいたわけです。つまり、外国製品を買わないということは、これらの便利な品物の使用ができなくなることを意味していたのです。
 人間というものは、一旦便利で快適な生活に慣れてしまうと、それを失うことは耐えがたい苦痛であるように感じ、非常に強い抵抗感・拒絶感・恐怖感を抱くようです。でも、実際にはそうなればなったで、きっと多くの人は新しい状況に対応し、やがては慣れていくのではないかと思います。
 同様の趣旨のことは、「ヒンド=スワラージ」の中でも述べられていましたね。(この時は、「マッチ、ピン、ガラス製品、ランプ」が例に挙げられていました)
 それから・・・
9月定例学問会の報告(1)夕張と下川。 [2022年09月19日(Mon)]
 今日は、西町キャンパスで9月定例学問会を開催しました。
 
●映画「リスタート」の舞台となった下川町。でも・・・。
●夕張では、何十年も前の映画「幸福の黄色いハンカチ」の聖地になっている。
●南富良野町の幾寅駅は、今でも映画の鉄道員(ぽっぽや)」の「幌舞駅」のまま。
●やっぱり、高倉健さんでなければダメなのか?
●それとも、映画そのものの質の違いなのか?
●あるいは、地域社会のあり方の違いなのか?

 そして・・・

                (つづく)
第223回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(7)悪源太・義平。 [2022年09月19日(Mon)]
 9月7日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。
 
●クーデターが成功したので、藤原信頼は有頂天になり・・・。
●勝手に除目(朝廷の官職の任命式)を行った。
●そこに、源義朝の長男・義平が関東から駆け付けた。
●上機嫌の頼信は、「間に合ってラッキーだったな。何でも好きな官職に就けてやるから希望を申せ」と義平に言った。
●しかし義平は、「まだ何もしていないのだから、官職はいらない。自分は悪源太で十分だ」と答えた。
●「悪」は「悪い」という意味でなく、「強い」というような意味。

 そして・・・

                  (つづく)
8月定例学問会の報告(12)天塩の国は広い。 [2022年09月19日(Mon)]
 8月21日の定例学問会の報告の最終回です。
 
●天塩の国と言っても、広いですよね。
●羽幌や留萌も天塩国、でも幌加内は石狩国。
●やっぱり、川の流域で分けているのですね。
●幌延や豊富も天塩、では、稚内は?
●稚内は、大部分が北見国でした。
●北見の国も広いですね。枝幸も、猿払も、北見国。
●北海道をいくつかの県に分けるなら・・・。


 「下川わわわ大学」の9月定例学問会は、今日、9月19日(月)です。場所は、西町キャンパスです。(モレーナではありません)
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