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破滅的で狂った競争の渦に・・・。 [2022年09月08日(Thu)]
(482)
 経済的な競争は、兄弟同士が殺し合ったり妬み合ったりといった様々な罪悪を生み出します。
 このように破滅的で狂った競争の渦に我がインドが巻き込まれる必要はありませんし、そうなって良いはずはないのです。
 ・・・
 

 
 経済のスワデシに関するガンディーの意見の続きです。
 「インドが自分自身のために生きられるようになるためには、自給自足の経済を実現する必要がある(481)」というのが彼の主張です。
 この場合の「自給」とは、基本的には村単位の自給です。すなわち、彼の言う「スワデシ」とは、「外国の工業製品を買わずに、自国の工業製品を買おう(国産品愛用)」ということではないのです。
 (136)で述べられていたように、彼の考えは現代的な用語で言えばローカリゼーションです。たとえ国内であっても、集中化・大規模化・分業化・機械化の方向に進めるべきではないのです。
 つまり、「競争が進歩を生み、進歩が人々の生活を豊かにする」という経済競争の神話をガンディーははっきりと否定しています。そして、「競争しない経済」を目指そうと呼び掛けるのです。
 さらに・・・
第223回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(1)保元の乱が終わって・・・。 [2022年09月08日(Thu)]
 昨日は、西町キャンパスで第223回「楽しく学ぶ歴史ゼミ」を開催しました。
 
●保元の乱が終わって、崇徳上皇は讃岐へ流された。
●これで、権力争いは決着が着けられたのかと思ったら・・・。
●さらにまた、新たな権力闘争が・・・。
●源義朝は、平清盛に比べて恩賞が少ないことに不満を持った。
●この時代の武士は、朝廷の役職にこだわっていた。
●藤原摂関家は、保元の乱で力を失ったが・・・。

 そして・・・
                  (つづく)
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