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インドは、ランカシャーのために生きているのではない。 [2022年09月06日(Tue)]
(480)
 けれども、インドが生きているのはランカシャーのためでもほかのどこかの国のためでもありません。その前にまず、インドは自分自身のために生きられるようにならなければならないのです。
 ・・・
 


 経済のスワデシに関するガンディーの意見の続きです。
 「ランカシャーは、イングランド北西部の州です。(476)マンチェスターなどの工業都市があり、ここで生産された工業製品がインドなどに輸出されていたのです。
 しかしガンディーは、「インドはランカシャーのために生きているのではない」と言い切ります。もちろん、それ以外のどこのためでもなく、インドはインド自身のために生きるのです。
 確かにインドは工業製品の代金としてランカシャーにお金を支払っているだろう。しかし、その代わりに便利な工業製品による恩恵を受けているのではないか。そういう考えもあるかもしれません。けれども、原材料や食料品を輸出する国と工業製品を輸出する国では、圧倒的に工業製品を輸出する側が有利なのです。だから、結果的にインドは富を吸い取られることになり、また自国の生産物を不当に安く売ることによって搾取される状況になっていたのだと思います。
 そして、さらに続けてガンディーは・・・
第222回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(10)親を殺し、弟や妹たちを殺した源義朝。 [2022年09月06日(Tue)]
 8月24日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。
 
●藤原頼長は敗走し、父親にも見捨てられて死んでしまう。
●平清盛の叔父、忠正は死刑になる。
●それで、源義朝も父親の為義を殺さなければならなくなった。
●父を殺すのは儒教の徳目に反する。中国では考えられないこと。
●為義の子どもたちも、幼少の者も含めて殺された。
●ただ、為朝だけは見つからず、かなり後になって八丈島に流された。

 そして・・・

                  (つづく)
8月定例学問会の報告(5)昔の学生運動とマルクス主義。 [2022年09月06日(Tue)]
 8月21日の定例学問会の報告の続きです。
 
●大学時代、原理研の思い出。
●学生運動は、もうほとんど終わっていた。活動していたのは、お年寄りかな?
●もっと昔は、左翼系の学生運動が盛んだったらしいですね。
●マルクス主義の影響が、とても強かったみたい。
●だから、保守政権や資本家階級は共産主義を非常に恐れた。
●西部邁のこと。
●時代は大きく変わったのに、どうして未だに「反共」なのか?

 それから・・・
                (つづく)
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