• もっと見る
« 2022年07月 | Main | 2022年09月»
経済のスワデシ。 [2022年08月30日(Tue)]
(473)
 さて、それでは3つのスワデシの中で残された最後の領域、経済のスワデシについて述べることにしましょう。
 経済あるいは産業の面で、私たちの生活はスワデシの原則から完全に逸脱しています。インドの大衆が深刻な貧困に苦しんでいるのは、ほとんどそのことが原因になっているのです。
 ・・・



 スワデシについてのガンディーの話の続きです。
 「スワデシには3つの柱がある」と彼は言います。それは、「宗教のスワデシ」「政治の領域におけるスワデシ」「経済の領域におけるスワデシ」なのだそうです。(449)
 そして、宗教と政治の分野におけるスワデシに関する言及の後、続けて彼は経済のスワデシについて語るのです。
 「経済あるいは産業の面でスワデシの原則から逸脱している」とは、インドの人々が外国の製品を買い、使っていることを指していると思われます。
 現代の日本経済も、多くの品物を輸入しています。しかし、それがこの国の貧困の原因であるとは考えられていないようです。しかし、食料や資源の国際価格や為替相場が変動すれば、日本も貧困な経済状態に陥ってしまうかもしれません。その時に、国内に産業がなかったり、輸入品に依存したりしていると、まさにガンディーが言っているような状態に日本がなる可能性もあるのではないでしょうか。
 さらに、彼は続けて・・・
第222回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(4)天皇家と摂関家の権力争いが・・・。 [2022年08月30日(Tue)]
 24日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。
 
●兄の藤原忠通は、関白だったので後白河天皇に近い。
●弟の頼長は、崇徳上皇に接近する。
●崇徳上皇の息子が天皇になれば、崇徳も治天の君になれる。
●頼長も、摂政か関白になれる。
●しかし、天皇も貴族も兵力は持っていない。
●クーデターを起こすには、武士を味方につけなければいけない。

 そして・・・

                 (つづく)
| 次へ