CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
« 2022年05月 | Main | 2022年07月»
家族の中で各個人の収入が共有財産とされるように・・・。 [2022年06月16日(Thu)]
(396)
 それはちょうど、ある父親の息子たちが稼いだお金はすべて一家の共有財産とされるようなものです。

                     (「ヤングインディア」1931年11月26日) 



 「知識人が一般の人々より多くの収入を得ることは認められるべきではない」という話(395)の続きです。
 近代の経済においては、人々が得る収入は仕事に費やした時間や労力よりも仕事の種類によって大きく変わります。一般的には、肉体労働によって得られる収入よりも知的労働によって得られる収入の方が多くなる場合が多いと言えるでしょう。
 このようにして生じる収入の格差は、生活水準の格差となり、資産の格差となり、情報の格差となり、社会の及ぼす影響力の格差となり、子どもを産み育てる条件の格差となります。
 さて、このことをどう考えるかが問題です。「知的労働や経営・管理に関わる仕事をしている人が肉体労働をしている人よりも豊かな生活をするのは不当だ」と考えるか、あるいは「それは各自が能力に応じて働いた結果として生じたものだから、決して不当ではない」と考えるかです。
 ガンディーの意見は、「知的な才能に恵まれた人がその能力を発揮して多くの収入を得ることは決して非難されるべきことでも制限を受けるべきことでもない。ただ、その結果得られた収入をすべて自分のものにしてはいけない。他人より余分に得た収入は、自分のためでなく社会全体のために用いられなければならない」という独自のものです。
 「そんな、自分が稼いだお金はほかの誰のものでもなく自分自身のものではないか。それを、どうして他人と分かち合わなければならないのか?」と思う人もいるでしょう。しかしガンディーは、「家族の中では、各自の稼いだお金を一家の共有財産とするということはごく普通に行われているではないか」と述べるのです。
 
しもかわ読書会5月例会の報告(8)戦争に追い込まれた日本。 [2022年06月16日(Thu)]
 「しもかわ読書会」5月例会の報告の続きです。

●経済制裁によって窮地に陥った日本は・・・。
●侵略の野望を棄て、大陸から撤兵したかと言うと・・・。
●反対に、資源を求めて東南アジアに進出した。
●その結果、日米開戦に追い込まれた。
●天皇も、首相も、軍部も、戦争に勝てる自信はなかったのに・・・。
●戦争を避けたいと思っていたのに、なぜか戦争することになってしまった。

 しかし・・・
                       (つづく)
| 次へ