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人間は皆、平等な者として生まれるが・・・。 [2022年06月11日(Sat)]
第8章 平等

(392)
 社会というものについての私の見解を述べたいと思います。
 我々は皆、平等な人間として生まれます。
 それは、誰もが平等に機会を与えられる権利を持っているという意味においてです。しかし、人々の持っている能力がみんな同じというわけではありません。
 ・・・
 
          

 ここから、新しい章に入ります。タイトルは、「平等」です。
 まず、ガンディーの基本的な社会観が示されます。ここで、彼ははっきりと人間の平等性を宣言しています。
 この場合の「平等」とは、決して漠然としてほとんど内容のない美辞麗句でも使い古された空疎なスローガンでもありません。平等ということの意味について、彼はきちんと分析しているのです。
 すなわち、「すべての人間は平等な存在として生まれる」というのは「すべての人が差別なく平等に機会を与えられる権利を有する」という意味だが、「すべての人が同じ能力を持っている」という意味ではないということです。
 それはまあ、当然、というよりも誰の目にも明らかな事実と言えるでしょう。しかし、問題は、実際に社会の中で生じる様々な格差をどう考えるかなのですが・・・
しもかわ読書会5月例会の報告(6)天皇機関説事件。 [2022年06月11日(Sat)]
 「しもかわ読書会」5月例会の報告の続きです。

 ●戦前も、天皇に絶対的権限が与えれていたわけではない。
 ●公認の憲法論となっていた美濃部達吉の天皇機関説。
 ●天皇は国家統治の主体ではなく統治権は国家に属し、天皇は国の最高機関として統治権を行使。
 ●1935年、この天皇機関説が国体に反するとして問題になった。
 ●軍部だけでなく、政党の政友会までもが激しく天皇機関説を攻撃した。
 ●議会政治・政党政治を基礎づける憲法理論を、政党が攻撃する不可解。
 ●自分たちをかっこよく見せたい・政敵を攻撃する材料は何でもいい。

 そして・・・
                        (つづく)
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