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お勉強 (05/11)
政府からの妨害を受けることはほとんどない。 [2021年12月19日(Sun)]
(223)
 このような共和国になることは、今日すべての村にとって可能です。現在の政府からでさえ、大した妨害を受けることはないでしょう。
 村人に対して政府が及ぼしうる支配力は、実際には村の租税を強制的に取り立てることだけなのです。
 ・・・
  


 村の自治についてのガンディーの意見の続きです。
 この議論の始めに、「村は、完全にリパブリック(republic)でなければならない(212)」と彼は宣言していました。リパブリック、つまり共和政治です。
 その後の記述を読んでも、村という自治体において非常に高度な民主政治を自立的・自律的に実現するという構想をガンディーが抱いていたことが分かります。
 けれども、「このように高度な地方自治を、果たして集権的な中央政府が許すのだろうか?」という疑問も恐らく生じてくるでしょう。ましてや、この時点ではまだインドの独立は実現せず、イギリス帝国による植民地支配の下に置かれていたのです。
 しかし、ガンディーは「可能だ」と言い切るのです。そして、「政府からも、大した妨害は受けないだろう」と楽観的とも思える見通しを示しています。
 「政府にできることは、税金の支払いを強要することだけだ」と彼は述べています。だから、税金は納めるとしても、その他の事柄については村の自主的な判断、独自のやり方で政治をすればよいと言いたいのだと思います。
 ということは、国家に税金を納めることには反対しないという立場なのでしょうね。これはまさしく、新約聖書にある「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」(「マタイによる福音書」第22章)と同じで、「国家に対して税金は納めるが、決して精神的に従属することはない。神への忠誠心に反したことを国家から強要されても、それには従わない」という立場なのだと思います。
 そして・・・
しもかわ読書会12月例会の報告(4)オルテガの生涯 [2021年12月19日(Sun)]
 「しもかわ読書会」12月例会の報告の続きです。
 
●スペインの哲学者、オルテガ・イ・ガセット。
●スペインの第二共和政は成立間もなくから左右の対立を深め、政治的混乱を拡大させていった。
●右か左かという二分法を嫌ったオルテガは、双方から激しいバッシングを受けた。
●高みから大衆を批判した人ではなく・・・
●自身が指摘した「大衆社会がもたらした弊害」を是正するために、そのさなかに身を投じた人。
●同時に、「大衆に迎合しない人」だった。
●最後は、テロの危険にさらされて国外に亡命。

 そして・・・     
                               (つづく)
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