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ガンディーのローカリゼーション論 [2021年09月21日(Tue)]
(136)
 これに対して、もしも世界の各地域がどこでも自らの必要を満たすだけの生産の場と流通機構の両方を持っていたとしたら、どうでしょう。
 そうすれば、人々への分配は地域の中で自ずと調整されるようになるでしょう。
 そして、その過程の中で誰かが詐欺的な手段を使って不当な利益を得る機会は少なくなるはずです。また、人々の生活必需品の流通が投機の対象にされてしまう可能性もなくなるでしょう。
 ・・・


 
 ガンディーのグローバリズム批判(135)の続きです。そうなると、当然の帰結として、彼の主張は現代のローカリゼーション運動に類似したものになってきます。
 すなわち、「各地域で必要とされているものを、原則としてはその地域において生産し、地域内の小規模な流通機構を通じて分配する」ということです。
 必然的に、生産主体は大企業ではなく、個人または家族、そうでなければ小規模な組織ということになるでしょう。生産者と消費者の間の距離は非常に小さくなり、市場を通さずに直接コミュニケーションを図ることも大いに可能になるでしょう。市場が介在するにしても、ニーズ把握や生産現場の状況の理解も容易になるはずです。だから、「必要な人に、必要なモノやサービスを届ける」という分配も、巨大市場にも本当にあるのかどうか大いに疑わしい「見えざる手」に期待せずとも可能になるのです。
 また、相互理解と信頼に基づく経済になるわけですから、詐欺的・投機的・搾取的・寄生的なやり方で不当な利益を上げるような現象も起こりにくくなるだろうとガンディーは言うのです。
 そして、さらに続けて・・・
しもかわ読書会9月例会の報告(1)ガダルカナル [2021年09月21日(Tue)]
 昨日は、西町キャンパスで「しもかわ読書会」9月例会を行いました。
 敬老の日だったので、お年寄りの生きてきた時代を理解し、先人の想いを誠実に受け止めるようにしようということで、今回は戦争について学ぶ本を取り上げました。1冊目は、「ガダルカナル」(五味川純平)です。ガダルカナル島は、とても悲惨な戦いがあった場所です。
 残念ながら、この本は下川町町民会館図書室にはありません。先月除籍になってしまったので、ぼくがもらって来ました。
 これは、是非とも後世に残すべき本だと思うのですが・・・

                             (つづく)
9月定例学問会の報告(3)選挙とオリンピック。 [2021年09月21日(Tue)]
 9月12日の定例学問会の報告の続きです。
 
●選挙は、勝ち負けの問題じゃないんだけど・・・。
●どうして、そうなっちゃうのかな?
●オリンピックも、なぜか勝ち負けが大事な問題になってしまう。
●金メダルを取ることが一番大切なことではない。
●国別のメダル数を競うのは、オリンピックの理念に反している。

 そして・・・
                (つづく)
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