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自らの権利を行使せよ。他人の権利は侵害すべからず。 [2021年06月05日(Sat)]
(29)
 法的な格言というものは、法の教えというよりも道徳の教えなのです。
 「汝は汝自身のものを用いよ。汝の隣人のものを害しないようにして」
 これは、永遠の真理であると私は信じています。

               (「ヤングインディア」1931年3月26日)



 「私は熱烈な民族主義者だが、決して排外主義者ではない。どんな国民も個人も害を加えようという意図はない(28)」という主張に続けて、ガンディーは上のような法的格言(法諺)に言及します。しかも、ラテン語で引用しています。
 つまり、「インド人は自らの民族としての正当な権利を要求する権利がある。しかし、他の民族の権利を侵害してはいけない」と言いたいのだと思います。
 "Sic utere tuo ut alienum non laedas."
 これは、ローマ法に関するラテン語の格言なのだそうです。ガンディーは、若い頃イギリスに留学して法律の勉強をしているのです。「大学で修めた学問は役に立たなかった」と彼は言っていましたが、決して勉学を怠けていたわけではなく、かなり熱心に学んでいたようです。
 そして・・・
第198回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(6)藤原伊周。 [2021年06月05日(Sat)]
 5月26日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。
 
●藤原道隆は早死にしてしまったが・・・。
●その息子、伊周(これちか)を後継者にしようとした。
●父に引き立てられて出世していた伊周。
●父が病気になると、朝廷の文書は伊周が先に見る(内覧)することになった。
●しかし、伊周は「父が病気の間」という文言が気に入らず、書き直しをさせようとした。
●そういうこともあって、人々からの人望を失ってしまったらしい。

 そして・・・

                  (つづく)
しもかわ読書会5月例会の報告(3)征服戦争と病原菌。 [2021年06月05日(Sat)]
 「しもかわ読書会」5月例会の報告の続きです。

●スペイン人は、少人数の軍隊でアメリカ大陸の大帝国を滅ぼした。
●鉄の武器や馬も重要だったが・・・。
●病原菌の果たした役割も大きかった。
●ヨーロッパ人は免疫を持っていた病原菌でも・・・。
●アメリカ大陸の住民にとっては未知のものだった。

 そして・・・
         (つづく)
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