穏健派と過激派に対して・・・ [2020年12月27日(Sun)]
(1044)
<読者> では、あなたは両派の人々に対してどのように言うおつもりなのですか? 「あなたは、第三の党派を立ち上げようとしているのではありませんか?」という若い読者の質問に対し、ガンディーは「そのような考えは毛頭ない」と否定し、さらに、「私は穏健派にも過激派にも奉仕したい」(1043)という信念を示しました。 そこで、若い読者は上のように質問を変えて、「では、決して対立はせずに奉仕したいと考えているが意見の相違もある両派(過激派と穏健派)に対して、あなたはどのようなメッセージを伝えたいと思いますか?」とガンディーに尋ねるのです。 これに対して、一体ガンディーはどう答えるのでしょうか。この章が最終章であることから考えると、今までの主張を要約あるいは総括したような言葉が提示されるのではないかという気がしますが・・・ |