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しもかわ読書会4月例会の報告(13)本当に、自分の考え・自分の感情・自分の意志なのか? [2020年05月22日(Fri)]
 「しもかわ読書会」4月例会の報告の続きです。
 
 ●自分の考えと思っているけれど・・・。
 ●多くの人は、目に見えない匿名の権威に無意識に従っている。
 ●常識、科学、世論、流行、時勢、多数派の考え、社会的要請、周囲の期待。
 ●子どもたちは、自分の感情を持たない訓練をさせられる。
 ●同調圧力と言うよりも、同調しようとする心。

 そして・・・
                       (つづく)
受動的抵抗は弱者の武器。 [2020年05月22日(Fri)]
(828)
<読者>
 あなたのお話を伺って、ぼくが抱いた考えはこうです。
 力を持たない弱者にとって、受動的抵抗は確かに大変優れた武器になると思います。
 けれども、もしも彼らが強い力を持つようになれば、やはり武器を取って戦うのではないでしょうか?


 
 「自分の良心に反する法律に従う義務はないという信念を持つ人々にとって、唯一の解決方法となるのはこの受動的抵抗です。(827)」というガンディーの話を聞いた若い読者の感想です。
 つまり、「受動的抵抗は、弱者にとって優れた武器である」と彼は理解したのです。
 確かに、受動的抵抗に武器は必要ありません。戦闘の訓練も、肉体的な強さも不要です。だから、暴力によって闘うことのでない力の弱い人たちにとっては大変良い方法だと彼は考えたのです。
 しかし、その場合は、受動的抵抗というのは「力を持たない者たちが、力を持たないがゆえに、やむを得ず、自分たちに許される選択肢の中から消極的に選ぶ手段」に過ぎないことになります。だから、「もしも彼らが力を獲得したら、きっと彼らはその力を使ってもっと具体的で直接的な行動を起こすに違いない」と若者は考えるのです。
 もちろん、これはガンディーの考えを彼が全然理解していないことを示しています。
 そこで、ガンディーは・・・
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