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2月定例学問会の報告(8)森林破壊について [2020年02月23日(Sun)]
 9日の定例学問会の報告の続きです。
 
●二酸化炭素の排出の問題はよく言われるが・・・。
●二酸化炭素の吸収についてはあまり言われないのでは?
●森林が減少している主な原因は焼き畑農業ではない。
●木を切る理由は、外国に売るためだったり・・・。
●外国に売る商品を生産するための土地を広げるためだったりする。
●山火事なんかも起こっている。

 そして・・・
                (つづく)
しもかわ読書会2月例会の報告(1)高瀬舟 [2020年02月23日(Sun)]
 今日は、西町キャンパスで「しもかわ読書会」2月例会を行いました。
 今回は、近代日本文学の名作を取り上げました。日本の文豪と言えば、やっぱり夏目漱石と森鴎外ですが、そのうちの森鴎外の作品です。

●高瀬舟。
●この本には、2つの人生論的あるいは社会論的テーマがある。

 ・・・

                             (つづく)
力に裏打ちされた請願は、対等な立場からの請願である。 [2020年02月23日(Sun)]
(742)
 力に裏打ちされた請願とは、まさに対等な立場からの請願です。
 請願という形式に従って自分の要求を伝えるのは、その人の品位の高さの証明なのです。



 請願には、「隷属者からの請願」と「対等な立場からの請願」があるという話(741)の続きです。
 「力に裏打ちされた請願とは、対等な立場からの請願なのだ」とガンディーは言います。
 さて、今の日本における「請願」とは、日本国憲法第16条(何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し・・・)に基づく主権者としての権利です。しかし、この時代のインドは、イギリスの王を皇帝とするインド帝国でしたから、まさに「臣民からのお願い」だったのです(73)
 しかし、このような立憲君主制における請願でも、その人の意識次第では「対等な立場からの請願」になりうる。「〜してください」というへりくだった表現を用いたとしても、それは決して自らをただ慈悲を乞うだけの隷属的な立場に置いているとは限らない。それは、品位の高さゆえの丁重さなのだ。このようにガンディーは述べるのです。
 確かに、本当に高貴な人は決してやたらに威張ったり居丈高な態度を取ったりはしないと思います。
 そして・・・
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