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私がしていることは、すべてあなたたちのためを思ってのことですよ。 [2020年02月01日(Sat)]
(721)
 隣人たちはあなたに苦情を言うでしょう。それに対してあなたは弁明します。「私がしていることは、すべてあなたたちのためを思ってのことですよ。決して、自分の持ち物が奪われたことを恨んでやっているのではありません」。



 「もしも、ある泥棒があなたの財産を盗み、あなたが彼の行為に激しい怒りを感じたとしたら・・・」という仮定の話の続きです。
 「泥棒を懲らしめたいと思ったあなたは、武装した男たちを集めて彼の家を襲撃しようするだろう。それを察知した泥棒は逃げ出すが、彼も仲間を集めて報復を宣言するだろう」「あなたはそれを迎え撃とうと準備して待ち構えるが、盗賊はあなたの隣人を襲って彼らを苦しめる。隣人たちはあなたに不満を訴えるだろう(720)」というふうに話は進展します。
 そして、その苦情を受けて「あなた」(過激な民族主義者の若者です)はこう弁明するだろうとガンディーは言います。これも、あくまでも彼の想像に過ぎないのですが、「この戦争は、自分の利益のためでも感情のためでもなく、正義のため、平和と秩序を守るための戦争なのだ」というような理由付けは戦争を起こす人たちが好んですることなので、妥当な推論だと言えるのではないかと思います。
 そして・・・
 
第69回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(3) [2020年02月01日(Sat)]
 1月29日の第69回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告の続きです。
 
●人間の中に善の糸口があると言っても・・・。
●糸口のままにしておけば・・・。
●もちろん、人の言動が善になるわけではない。
●自分の中にある善の糸口を拡充しなければならない。

 それから・・・

          (つづく)
1月定例学問会の報告(4)ガンディーは鉄道を批判しているが・・・。 [2020年02月01日(Sat)]
 1月26日の定例学問会の報告の続きです。
 
●みんなが便利さを追求した結果、地方の鉄道は維持できなくなっている。
●しかし、みんなが車に乗れる時代がずっと続く保証はない。
●ガンディーは、鉄道でさえ速過ぎると言っている。
●変化の後を追っていくだけで、いいのだろうか?

 そして・・・
                (つづく)
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