白昼堂々、お前の所を荒らし回ってやるぞ! [2020年01月30日(Thu)]
(719)
あなたの計画を察知すると、泥棒は逃亡しました。しかし、決してそれだけでは終わりません。彼はあなたに対して腹を立て、泥棒仲間を呼び集めました。そして、「白昼堂々、お前の所を荒らし回ってやるぞ」という脅迫状を送り付けてきました。 「もしも、ある泥棒があなたの財産を盗み、あなたが彼の行為に激しい怒りを感じたとしたら・・・」という仮定の話の続きです。 泥棒を懲らしめたいと思ったあなたは、武装した男たちを集めて彼の家を襲撃しようするだろう(718)」とガンディーは推論を続けます。 それに対して、泥棒は身の危険を察知して逃走します。しかし、決してそれで終わりではないのです。その泥棒もまた、自分に対する攻撃に憤激し、復讐しないではいられないと思うだろうとガンディーは言うのです。 確かに、それは十分に想像できることです。「元々は自分が悪いことをしたのだから、これも当然の報いだ」と反省したりはなかなかしないものです。むしろ、「自分がやられたのと同じように、武装した仲間を集めて相手に報復攻撃しよう」と考える可能性の方が高いでしょうね。 そして、その後の展開は・・・ |