相手が違えば、対処法も異なる。 [2020年01月20日(Mon)]
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このように、その相手が自分の父親である場合から武装した男である場合まで、実に様々な状況が考えられます。それによって、私たちが取るべき手段も違ってくるでしょう。 「自分の家に泥棒が侵入したら、どんな方法で彼を追い出すべきかなど問題ではない。大事なのは、とにかく泥棒を追い出すことだ」と主張する若者(679)に対するガンディーの反論の続きです。 つまり、「その泥棒がどんな人間なのかによって、取るべき対処法も違ってくる」と彼は言うのです。具体的に言及されていたのは、「父親」「知り合い」「見知らぬ人」「白人かインド人か」「自分より弱い相手か、同等の相手か、それとも武装した強い相手か」です。 まあ、確かに、「相手が違えば、対処法も異なってくる」というのは当然そうだろうと思われます。 しかし、ガンディーは・・・ |