神を信じる者は、神を手本にして生きよ。 [2020年01月01日(Wed)]
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「神を信じる者は、神を手本にして生きよ」 この金言について、ぜひともよく考えてみるべきです。 「手段と目的は無関係ではない(687)」という話の続きです。 「神を信じる者は、神を手本にして生きよ」、原文では、「神がそうであるように、神を信じる者もそのようであれ」というようなことが書いてあります。 つまり、「神を信じる者は、神の示す模範に忠実に従った生き方をせよ」ということでしょうか? これは、インドの金言なのでしょうか? もっとも、ガンディーの考えでは「すべての宗教は本質的には同一のもの(410)」なので、どの宗教の考えかはこだわらなくていいのかもしれません。 ただ、キリスト教には確かにこのような考えがあるようです。新約聖書の「エフェソの信徒への手紙」第5章には、「神に愛された子どもとして、神に倣(なら)う者となり、愛の内に歩みなさい」と書いてあるそうですし、トマス=ア=ケンピスという人が書いた「キリストにならいて」という有名な本もあるそうです。 そして・・・ |