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世の中が平穏な状態に戻り、人々の心がまた鈍くなってしまうと・・・。 [2019年12月15日(Sun)]
(673)
<編集長>
 そんなことはありません。
 1857年の布告は、反乱の結果として勝ち取られたものです。それは、平和を維持するための手段でした。
 しかし、世の中が平穏な状態に戻り、人々の心がまた鈍くなってしまうと、その布告は形骸化して、もはや十分な効果を発揮することがなくなってしまいました。



 「恐怖によって得られたものは、その恐怖が続く間しか保てない」というガンディー(編集長)の意見(671)を聞いた若い読者は、「しかし、一度与えられたものが引き戻されることなんてないのではありませんか?」と疑問を呈します。
 そこで、ガンディーは上のように述べて自説を補強するのです。
 「1857年の布告」というのがどんな内容なのかは不明ですが、1857年と言えば有名な「インド大反乱(昔は「セポイの乱」と呼ばれていました)」の起こった年です。なので、反乱の後、インド民衆の不満が極度に高まらないようにイギリスが一定の配慮を行うようにしたのだと思われます。
 反乱の翌年、1858年1月にインド総督キャニングによって出されたとされるイギリス女王の布告がこれに当たるのかもしれません。そこには、「法律の施行にあたっては古来のインドの権利・慣行を重んじ、宗教への干渉を慎む・・・」などと書かれていたようです。
 しかし、それはイギリスにとってはあくまでも大規模な反乱の再発を防ぐための手段でした。だから、反乱の危機が遠ざかると、当然インド人の権利や文化の尊重などは忘れ去られていきます。もちろん一度出された法令が撤回されたりすることはあまりないでしょうが、まったく形だけで実行されなくなることは大いにありえます。
 そういうわけで、「恐怖によって得たものも、その恐怖を相手が感じなくなれば実質的には失われてしまう」とガンディーは言うのです。
 さらに、彼は・・・
第63回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(4) [2019年12月15日(Sun)]
 11日の第63回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告の続きです。
 
●単なる知識や情報を教えるのではない。
●学ぶ主体は教わる人であって、教える人ではない。
●学習には順番や段階がある。
●しかし、教わる人には自分の状況や課題がよく分からないことが多い。
●「これを教えて」と言われたことを教えても、うまくいかない。

 そして・・・

          (つづく)
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