それが実現しそうだから試みるのではない。 [2019年10月22日(Tue)]
(619)
それが実現しそうであるかどうかにかかわらず、自分自身の理性に対して「こうあるべきだ」と示されたことに私たちは従わなくてはならないのです。 「歴史の中でまだ起こっていないことは、今後も決して起こらないのか?(618)」という話の続きです。 しかし、決してこれは未来予想の問題ではありません。「どのような信念を持つか」という問題なのです。 過去の事例とか、現状からの推測とか、人々の見解とか、そういったことによって自分の思想や行動の方向性を決めるべきではない。たとえ過去の歴史に例がなくても、「これが真理だ」と考えられるならば、そのような信念を持って実践に努めるべきだ。自分の努力が報われそうだと思われるから努力をするのではない。それが実現しようがしまいが、目指すべき理想は目指さなくてはならない。結果はどうであろうが、なすべきことはなさねばならぬ。 きっとこのようにガンディーは言いたいのではないでしょうか。 そして・・・ |