このような悪徳は、首都及びその周辺でのみ見られる。 [2019年09月08日(Sun)]
(579)
人々を裁判所に連れて行くような弁護士の押し売りも存在しませんでした。 このような悪徳は、首都及びその周辺のほかではまったく見られなかったものです。 ガンディーの西洋文明批判の続きです。 彼は、弁護士という職業を強く批判しています。それは、「争いごとは当事者間の話し合いで解決すべきであり、法廷に持ち込んで争うべきではない」と彼が考えているからです。(514) さらに、ガンディーは弁護士による押し売りを「ヒルのようだ」と言って厳しく非難していました。(491) そういうわけで、裁判所が近くにあり、訴訟について相談したり依頼できる弁護士がたくさんいるというのは、彼にとっては少しも利点ではないのです。これも、(572)で言及されていた都市で栄える悪徳の一つだと言えるでしょう。 それから・・・ |