すべての宗教に共通する教え。 [2018年11月14日(Wed)]
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ヒンドゥー教、イスラム教、ゾロアスター教、キリスト教、その他すべての宗教はこう教えています。 ガンディーの話の続きです。 「ヨーロッパ人は勤勉で、インド人は怠け者だ」という話から、再び宗教についての言及に戻って来ました。 ガンディーがここで言っている宗教とは、「すべての宗教の共通基盤として存在している広い意味での宗教」(284)のことです。 「ヒンドゥー教は多神教でインドの民族宗教、それに対してイスラム教やキリスト教は唯一の創造神を信仰する一神教で世界宗教」とか、「キリスト教ではイエスは神の子であり、イエスと父なる神と聖霊は三位一体である。しかし、イスラム教ではイエスの神性は認めない。イスラム教ではムハンマドが最後にして最大の預言者である」とか、「ゾロアスター教では、最後の審判を下す最高神はアフラ・マズダーである」とか、そういう違いは表面的なものに過ぎず、すべての宗教は本質的には同一の真理を人間に教えているとガンディーは主張するのです。 さて、すべての宗教によって啓示されている普遍の法とは・・・ |