それは、私だけの意見ではありません。 [2019年07月05日(Fri)]
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<編集長> 私があなたにお示しするのは、決して私だけの独自の見解ではありません。私は他の人々の主張から学んで、それを自分の意見として取り入れたのです。 弁護士についての批判も医者に対する批判も、西洋の著述家たちは私よりもずっと過激な言葉を使って述べています。 いよいよ、ここからガンディーの医者批判が始まります。(お医者さん及び関係者の皆さん、本当に申し訳ございません。大変遺憾ながら、以後しばらくガンディーの医者批判を紹介しなければなりません) が、本論に入る前置きとして、今から語る内容が決して自分だけの考えでないことを彼は強調しています。 ここで言われている「他の人々」というのが誰を指すのかは不明ですが、恐らく(188)で言及されていたイギリスの文明批判の本の著者たちのことを指しているのではないかと思われます。 だとすれば、ガンディーの医者批判は医療一般に対する批判というよりは、近代医学に対する批判なのではないかと予想されますが、果たしてどうでしょうか? ・・・ |