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求めるものは、自分自身の手でつかみ取らなければならない。 [2021年03月08日(Mon)]
(1112)
 私たちは、自らの求めるものを私たち自身の手でつかみ取らなければなりません。
 そして、そうした努力には絶対に欠かせない力があるのですが、そのような力を用いることができるのは以下のような行動を実践する人だけです。
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 インド国民(特に、インドの自治を望む知識人たち)に向けてのガンディーのメッセージの続きです。
 「イギリス人に対して言うべきことは言わねばならない」と彼は言いますが、それは決して「こうしてください」「あれをやめてください」というお願いではないそうです。
 「インドの自治・独立は、インド人自身によって実現されなけばならない」と彼は明言します。しかしそれは、「イギリスに対して闘争を挑み、それに勝利することによって自分たちの要求を実現させる」という意味ではないのです。ガンディーの考えによれば、この場合の「闘い」というのは自分自身の中の内面的な闘いなのだと思います。
 さて、「そうした努力には絶対に欠かせない力がある」と彼は言っていますが、その力は「愛の力」「魂の力」(746)などと呼ばれていました。
 では、「愛の力」「魂の力」というのは具体的にはどのような力なのでしょうか?
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