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お勉強 (05/11)
ウェールズ語の復興。 [2020年09月18日(Fri)]
(945)
 彼らは自分たちの国のすべての地域において、それぞれ独自の文化が尊重されるように状況の改善を試みています。
 ウェールズはイングランドの中でほんの小さな部分を占めるに過ぎません。しかしながら、そのウェールズの人々の間でウェールズ語を復興させようという努力が今盛んに行われているのです。

 

 「インド人が理想と考えているヨーロッパのシステムは、実は彼ら自身にとっては克服されるべき古いシステムになってしまっている」(944)という話の続きです。ガンディーは、その具体例としてウェールズ語の復興に言及しています。
 ウェールズは、イギリスのグレートブリテン島の南西部を占める地域です。ウェールズ人の先祖はケルト系のブリトン人で、ゲルマン系のアングロ・サクソン人が侵入した後も長く抵抗を続けました。13世紀にイングランドによって征服され、16世紀の統合法でイングランドと完全に合体された後も、ずっと独自性を保っている民族です。
 民族にとって言語が重要なのは言うまでもありません。ガンディーが述べる所によれば、20世紀初頭にはイングランドへの同化政策が反省され、ウェールズ語の保存や復興に向けた取り組みが行われていたようですね。つまり、国民国家という近代的な理念が、この時のイギリスでは見直されつつあったということです。言語の統一や民族的統合よりも、むしろ先住民族の文化を尊重し、多様性の豊かさを確保すべきだというふうに考えが変化していったわけです。
 さらに、ガンディーは・・・
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