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お勉強 (05/11)
歴史は、すべての事実を書き留めるわけではない。 [2020年04月08日(Wed)]
(787)
 さらに、何百もの民族が平和のうちに暮らしているわけですが、歴史はこの事実を見逃してしまいます。歴史というものは、こういう事実を詳細に観察して記録することができないのです。
 だから、歴史に書き留められるのは愛の力や魂の力ではなくて、それらを妨害する企てばかりなのです。
 

 
 「私たちが歴史として知っているものは、世界で繰り広げられてきた戦争の記録にほかならない(774)」とガンディーは言いますが、しかし同時に、「歴史に記述されていることは、人類が過去に行ってきたことのすべてではない」とも述べています。
 それはなぜか? 彼によると、その理由は、「歴史というものが、そもそも人間の行為や社会の状況を正確に記述する能力を持っていないからだ。つまり、権力者たちの争いや彼らが人民を支配するために行った政策などは歴史によって記録されるが、人民が日々平和的で生産的な営みを積み重ねていることには少しも目を向けられない。だから、歴史というものは人間社会の全体像を正確に描写したものでは決してないのである」ということになるのです。
 これに対しては、「歴史というのは社会に対して大きな影響を与える重要な出来事だけを記録するものだ。だから、一般庶民のありふれた日常生活や社会活動などはいちいち言及する必要がないのだ」という考えもあるでしょう。しかし、ガンディーの見解ではまったくそうではありません。すなわち、世の中を動かしているのは権力者ではなく一般庶民の営みなのです。国を成り立たせているのは政治ではなく、人々の協同的な労働なのです。
 さらに、彼は続けて・・・
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