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「愛の力」「魂の力」 [2020年02月27日(Thu)]
(746)
 この中に含まれている力は、愛の力、あるいは魂の力とも言えるでしょう。
 もっとよく知られているのは「受動的抵抗」という呼び名ですが、これよりも「愛の力」「魂の力」の方が正確です。



 「請願の背景になりうる力には2種類ある。その第1は、『武威による力』である」(743)
と述べた後、ガンディーは、第2の種類の力について説明しました。それは、武力ではなく、「我々はもう、あなたを正当な統治者とは認めない。それゆえ、あなたの統治の下に置かれることを拒否する」という意志の力です。
 それは、積極的な武力攻撃をしないということから一般に「受動的抵抗」(passive resistance)と呼ばれていました。しかし、この言葉は不正確で誤解を招きやすいとガンディーは言っています。
 では、何と呼べばよいのかというと、「愛の力」「魂の力」というのが正確だと彼は言うのです。つまり、これは単に「暴力を用いず、武力による戦いを避ける」という消極的な意味ではなく、積極的な意味を持つ「力」なのだ。「相手の攻撃に対して直接的な抵抗をしない。相手の同情心や善意に期待する」という受動的な態度ではなく、主体性を持った能動的な働きかけなのだ。このようにガンディーは主張するのです。
 これは、少し分かりにくいかもしれませんが、とても重要な所です。そこで、この後にいろいろ補足的な説明が加えられることになります。
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