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お勉強 (05/11)
権利は、義務を果たす手段である。 [2020年01月07日(Tue)]
(696)
 イギリス人は、1833年に選挙権の拡大を勝ち取りましたが、それは暴力によってでした。
 しかし、暴力によって権利を獲得することはできても、その権利を使って彼らが果たすべき義務についての理解がより深められたとは言えません。


 
 「手段と目的は無関係ではない」という理念的な内容から、ガンディーの話は再び現実社会の問題に帰って来ました。
 「イギリス人は暴力的な手段を用いて自分たちの要求を実現させた」ということは、(685)などで述べられていました。しかし、それが具体的にどんな事実を指すのかは明らかにされていませんでした。
 1833年の選挙権拡大とは、その前年に成立した第1回目の選挙法改正のことです。結局この改正では中産階級の人にしか選挙権は与えられなかったのですが、労働者階級の人たちも普通選挙権を要求して運動に参加しました。保守的なイギリスの上院が法案を否決した時は、ブリストル、ノッティンガム、ダービーなどで暴動が起こったそうです。「暴力によって自分たちの要求を実現した」とガンディーが言っているのは、恐らくこのことを指しているのだと思われます。(この時実現したのは、彼らの要求の一部に過ぎませんでしたが)
 しかし、「暴力によって権利を獲得することはできても、その権利を使って彼らが果たすべき義務についての理解がより深められたとは言えない」とガンディーは論評します。
 一体どうして、権利の話をしているのに、ここで義務が出て来るのでしょうか?
 それは・・・
                  
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