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お勉強 (05/11)
人間の行動変容をもらたすものは、恐怖である。 [2019年12月11日(Wed)]
(669)
<読者>
 しかし、これらの暗殺がイギリス人たちに恐怖を与えているのは確かなのではないでしょうか。そして、モーリー卿が行った改革はまさにその恐怖があったからこそ行われたのではないでしょうか。
 そのことは、きっとあなたもお認めになるでしょうね。



 インド独立運動の過激派でテロを実行したディングラという人を、「彼は愛国者だったが、そのやり方が間違っていた。その行動の結果は祖国にとって有害無益でしかなかった」とガンディーは論評します。(668)
 これに対して、若い読者は上のように猛反論します。つまり、そのようなテロリズムがイギリス人に恐怖を与え、請願だけでは実現しなかったイギリスの譲歩を引き出すことができたのではないかと言うのです。
 モーリー卿(ジョン=モーリー 1838-1923)は当時のインド担当国務大臣です(462)だから、この改革とは、「モーリー・ミントー改革」のことでしょう。インド総督のミントーの名前が出て来ないのは、イギリスや南アフリカにいるインド人にはモーリーの方が知られていたからでしょうか?
 いずれにしても、「この改革にはテロリズムを含む過激な直接行動が確かに影響を及ぼしていたのではないか?」というのが熱心な民族主義者である若い読者の考えだったのです。
 このような反論を受けて、ガンディーは・・・
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