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国民を人質にして、2人の王がチェスの試合をしているようなもの。 [2019年11月16日(Sat)]
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 国民戦争と呼ばれた戦争も、その本質はイタリア国民を人質にしてその土地の支配権を争う2人の王がチェスの試合をしているようなものでした。



 「国民戦争と呼ばれた戦争」とは、一般にイタリア統一戦争と言われている戦争のことでしょう。これは、イタリアの統一を目指すサルデーニャ王国がフランス(ナポレオン3世)の支援を受けて1859年に起こしたオーストリアとの戦争です。これによって、サルデーニャは北イタリアのロンバルディアを獲得しました。
 ですから、この時にイタリアの支配権を争った2人の王とは、サルデーニャの王ヴィットリオ=エマヌエレ2世(641)と、オーストリアの皇帝フランツ・ヨーゼフ1世のことです。
 つまり、ガンディーはこれをイタリア対オーストリアの戦争ではなく、単にイタリアの統治権を巡る支配者同士の戦争でしかなかったと見ているのです。だから、どちらが勝ったとしても、イタリア国民は勝った方に支配されるだけで、その状態は少しも改善されるはずがないのではないかと言いたいのでしょう。
 実際・・・
 
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