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お勉強 (05/11)
奴隷というものは、その見る夢さえも不幸である。 [2019年10月25日(Fri)]
(622)
 彼らがこの国にいる限り、ぼくたちに安らぎはありません。
 「奴隷というものは、その見る夢さえも不幸である」
 インドの詩人はこんなふうに歌っているではありませんか。



 「我々は力ずくでもイギリス人を追い出さなければならない(621)」という若者の過激な発言の続きです。
 これは、インドがイギリスに支配されていた時代の話です。民族主義に目覚めたインドの人たちは、自分たちの祖国がイギリスの植民地にされていること、そして自分たちが隷属状態に置かれていることにまったく耐えがたい苦痛を感じていたのです。
 しかし、当時は植民地支配の不当性を訴えたり民族の自治や独立を求める場はありませんでした。国際連合はもちろん、その前身の国際連盟さえまだ存在していなかったのです。だから、国際的な交渉や調停によって植民地支配から脱却できる可能性はほとんどないと考えられていたと思われます。
 そのような絶望的な状況を、若い民族主義者は詩人の言葉を借りて「夢の中でも不幸な奴隷」にたとえています。そして、悲嘆と義憤のあまりに、「どんな手段に訴えてでも、彼らをこの国から追い出さなければ・・・」と思い詰めてしまっていたのです。
 そして・・・
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