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宗教の名において・・・。 [2019年09月21日(Sat)]
(589)
 宗教の名において、少女たちが身を捧げさせられ、売春を強要されています。また宗教の名において、羊や山羊が殺されています。



 「インドが築いてきた文明こそが真の文明なのです」と主張するガンディー(586)に対する若い読者の反論の続きです。
 「宗教の名において、少女たちが身を捧げさせられている」とは、例えばデーヴァダーシー(「神に仕えるもの」「神の侍女」を意味し、元来は主に舞踊を担うためにヒンドゥー寺院に奉納され、伝統舞踊を伝承したが、後には売春をさせられるようになる)のようなものを指していると思われます。確かに、これは是非とも改められるべき慣習だと思います。
 また、「宗教の名において、羊や山羊が殺されている」と言われていますが、このような例もインドに限らず世界各地に見られたことでしょう。西洋にも「スケープゴート(贖罪の山羊)」という言葉がありますし、漢字の「犠牲」も、牛偏の漢字2字でできています。
 そして、このように述べた若者は・・・
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