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お勉強 (05/11)
呪われた現代文明の魔の手がまだ及んでいない所では・・・。 [2019年09月10日(Tue)]
(581)
 この呪われた現代文明の魔の手がまだ及んでいない所では、今でも昔から何も変わらないインドの姿を見ることができます。
 そこに住む人々にあなたたちの新奇な思想を聞かせたとしても、彼らは真面目に取り合わずに笑うだけでしょう。それは当然のことなのです。



 「真の文明とは何か?」についてのガンディーの話の続きです。
 これが書かれたのは20世紀のはじめ、インドがイギリスの植民地となり、その影響によって徐々に文明化が進んでいた状況だったと思われます。
 ここで「あなたたち」と呼ばれているのは、この対話に登場する若い読者に代表される知識人のことでしょう。彼は熱心な民族主義者で、イギリスによる植民地支配に強く反対しています。そして、一日も早いインドの自治、インドの独立を願っているのです。しかし、そのような民族主義さえもヨーロッパ思想を直輸入したものでした。なぜなら、当時のインドの知識人はヨーロッパ人が書いた本を読み、ヨーロッパ人の指導者から教えられ、また、しばしばイギリスで教育を受けたり研究や実務に取り組んだりしていたからです。く(127)
 ところが、ガンディーも含めてですが、そのような知識人はインド人の中では圧倒的に少数派でした。都市や鉄道沿線から離れた地方では、インドは依然として昔ながらの姿を留めたインドだったのです。近代文明を肯定する立場で言えば、「近代化や開発から取り残された僻地」ということになるでしょうが、ガンディーに言わせれば、「まだ呪われた近代文明の魔の手が伸びていない、偉大で健全なるインド」だったのです。
 そして、ガンディーは・・・
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