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自然は人間の行動範囲に制限を設けた。 [2019年02月17日(Sun)]
(382)
 人間が自分の手足の力で行ける範囲にはもともと限界があります。それは、自然が人間に与えた制限なのです。それよりも遠くへは行けないように、そもそも人間は造られているのです。



 「宗教の違いを超えて、インドは1つになれるのか?」(373)と若い読者から問われたガンディーは、それが非常に深刻な問題であることは認めながらも「注意深く熟慮を重ねていけば、それは容易に解決できる」と述べただけですぐに次の話題に移ろうとします。
 しかも、法律家と医者について話したいと言った直後に、何とガンディーは「その前にもう一度、鉄道について述べたいことがある」と言い出したのです。前の章で、かなりの言葉を費やして徹底的な鉄道批判を繰り広げていたにもかかわらずです
 鉄道ができたお蔭で、人々はそれまでよりずっと遠くまで出掛けることができるようになりました。通常、それは鉄道の利点・恩恵と考えられることが多いと思います。現代であれば、飛行機や自家用車のお蔭でさらに便利になったと思っている人が多いのではないでしょうか?
 しかし、ガンディーはそうは考えません。「そもそも人間はそんなに遠くへ行くべきではないのだ」と彼は主張するのです。これは、あの老子の「小国寡民」に通じる反都市文明的な人間社会論なのではないでしょうか?
 さらに、彼は続けて・・・
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