第133回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(1)天武天皇の孫、長屋王 [2018年07月25日(Wed)]
今日は楽しく学ぶ歴史ゼミを開催しました。
今回はあまり動きはなく、平城京の中での出来事がテーマです。 暑い中、どろどろとした権力闘争の話をたくさんしました。 ●これまでの流れをおさらいすると… ▼教科書的には。 ▼天武系の天皇が続いてきた。 ー壬申の乱で勝利した大海人皇子が天武天皇に。 ー次は天武の妻の持統天皇、そこからは無理やり繋いだ。 ー孫やそこからまた母に戻ったりして。 ▼そして、この時代の聖武天皇まで続いた。 ーめでたしめでたし。 ●しかし、天武天皇には息子がいっぱいいましたよね? ▼大津皇子は謀反の疑いで殺された。 ▼他に、高市(たけち)皇子という人もいた。 ー壬申の乱で活躍した人。 ー皇太子ではなかったが、天武の子の中では年長。 ー出世もした。 ●その高市皇子の息子が今回の主人公です。 ▼長屋(ながや)王。 ▼位は高い。 ー天武天皇の孫。 ーしかも、父の高市皇子は実は天皇と同格だった説も? ー最近になって、そんな木簡が出てきた。 ー平城宮近くのデパート建設地で発掘調査が行われた時に。 ー日本書紀に載っていないが、実は高市さんは天皇だった? ▼ぜいたくな暮らし。夏は氷で食べ物を冷やした。 ー当時の氷は高級品だよね。 (つづく) |