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国民会議は、インド人たちを同じ所に集めました。 [2018年03月23日(Fri)]
(58)
<編集長>
 そうですね。国民会議は、インド人たちを同じ所に集めました。それまで、彼らはインドの各地域でばらばらに暮らしていたのです。そして国民会議が、私たちを国民という意識に目覚めさせ、熱狂させたのです。しかし、植民地政府は国民会議を冷たい目で見ることがしばしばでした。



 「国民会議が自治の礎を築いたというのは、一体どういうことなのか?」という質問に対するガンディーの回答です。
 国民会議とは、1885年に設立されたインドの国民運動団体です。この国民会議こそがインド人たちを同じ所に集めたのだとガンディーは言っています。つまり、インド人たちは国民会議の活動に啓発されてはじめて、「自分たちはインド人なのだ」という意識に目覚め、現状打破の思いを共有するようになったということでしょう。
 でも、考えてみれば日本に住む人々も同様だったのではないでしょうか。江戸時代には、「自分は日本人」と思うよりもそれぞれに「薩摩人」「長州人」「土佐人」「会津人」「江戸っ子」などというふうに自己認識していたと思われます。国民意識というのは、近代以降に広がっていったものなのです。
 インドの場合は、国民会議の発足こそが国民意識形成のきっかけになったとガンディーはその歴史的意義を非常に高く評価するのです。
 そして、彼はさらに続けて・・・
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