自分の感受性くらい・・・ [2012年05月19日(Sat)]
第1回大人の国語ゼミナールの報告です。
参加者は3人でした。 今回の教材は、茨木のり子「自分の感受性くらい」でした。たった18行の詩ですが、4人で語り合って1時間半、話題は尽きることがありませんでした。 ●コミュニケーションの質 ●地域のコミュニケーション力と民主主義 ●言葉のやりとりはあっても、コミュニケーションはないこともある。 ●感受性とは何か? ●知性の発達と感性 ●人間の尊厳とは何か? ●戦争、強制収容所、北海道の山中で13年・・・極限的非人間的状況の中で「光るもの」は? ●外から与えられるものは選べない、変えられない。 ●決して放棄してはいけないもの ●頭で考えても分からないことは、感性でとらえる。 ●どうして「自分の感受性」なのか? ●甘え社会と癒されない渇き ●他者に求める心と他人のせいにする心 ●やさしさとは? ●主体性とは? ●人間に与えられたものと、それに対する責任 ●言葉で表現することと自分と向き合うこと ●言葉による表現と独自性、創造性 ●言葉は魂、言葉は存在の根源。 ●言葉が豊かになれば、心が豊かになる。 などの話をしました。 |