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ウォールデンは、死んでいたのに生き返ったのである。 [2016年07月13日(Wed)]
(1349)
 冬と春の間のくっきりとした対照は、このように実に鮮やかだ。
 ウォールデンは、死んでいたのに生き返ったのである。
 しかし、この春はいつもより順調に解氷が進んだ。それは既に書いた通りである。

 

 冬から春への移行は、実に劇的に起こったようです。
 「死んでいたのに生き返った」とは、新約聖書の中にある有名な「放蕩息子」の話に出て来ます。その最後の部分で、父親が語る台詞です。(「ルカによる福音書」第15章32節)
 「この春はいつもより順調に解氷が進んだ」とは、(1298)で書かれていたことでしょう。
 彼がウォールデン湖畔に住んだのは1845年の7月からなので、「この春」というのはきっと1846年のことでしょう。この年の解氷日は3月25日だったそうなので、確かに例年より早かったと言えますね。
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