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お勉強 (05/11)
自然はぼくたち人間に何も問い掛けはしないし、ぼくたちの問いに答えることもない。 [2016年02月28日(Sun)]
(1224)
 自然はぼくたち人間に何も問い掛けはしないし、ぼくたちの問いに答えることもない。彼女の答えはずっと昔から既に定まっているのだ。
 「おお、主よ。この宇宙は何と多様で驚嘆すべき光景に満ちているのでしょう。我らは瞠目してそれらを褒め称え、深く心に刻み付けます。
 この栄光に溢れた創造の業は、確かに夜の闇によっていくらかは隠されてしまいます。しかし、太陽の光は必ず再来して我らの目の前にまたこの偉大な被造物を顕示してくれるのです。それは地上から果てしなく拡がり、遥かな天空にまで通じているのです」。
 


 ソローが語る「自然」とは、大文字の"Nature"です。代名詞はいつも"she"です。つまり、ソローは絶対的かつ統一的な存在として自然をとらえているのです。また、それは人間の認識を遥かに超越した存在でもあります。「自然は人間に何も問い掛けない」「自然は人間の問いに答えない」「自然にとっての答え(真理)はずっと昔から(つまり人間の思考以前に)既に定まっている」と言うのです。
 後半は、「ハリヴァンシャ」からの引用です。「ハリバンシャ」はインドの叙事詩「マハーバーラタ」の補遺なのだそうです。ソローは、1834年に出版されたフランス語版を読んでいたようです。
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