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『すくすく!ぴんぴん!のために知っておきたいワクチンの話』の報告(6)やっぱり、ワクチン接種は義務ではない。 [2014年08月20日(Wed)]
 かなり間が空いてしまいましたが、6月15日の母里啓子先生講演会『すくすく!ぴんぴん!のために知っておきたいワクチンの話』の報告の最終回です。

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●予防接種は義務ではない。

 「予防接種の中には『義務』のものもあるんじゃないですか?」という質問もありましたが、母里先生は「義務ではありません」と断言されました。確かに、調べてみると、1994年に「努力規定」から「努力義務」規定に変わっているのです。努力義務というのは、「努力する義務」です。「真剣に考えてみたけど、やっぱり接種しません」ということも、当然ありうるのです。

 考えてみれば、それは当然ですね。リスクが皆無ではないワクチン接種を国が国民に強制できるなんて、国民主権の国では原理的にありえないことです。個人の尊重を定めた憲法13条に反します。

 というわけで、「ワクチン接種は是か非か?」という問いに対する一般的な答えはありません。でも、「ワクチン接種は各自の判断によってなされるべきであり、強制されるべきではない」というのは、間違いないと言えるでしょう。
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