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訪問者が一人であれば、ぼくはその人と質素な食事を共にすることもあった。 [2014年05月28日(Wed)]
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 訪問者が一人であれば、ぼくはその人と質素な食事を共にすることもあった。
 即席のプディングを作るために材料をかき混ぜたり灰の中でパンが膨らみ焼きあがるのを暫く見守ったりするくらいであれば、会話をしながらでも十分に可能だった。



 自分の家に誰か訪問者が来た時、ソローにとって大切なのは「どんな食事でその人をもてなすか」ではなくて、もちろん「どれだけ深く充実した交流の時を持つか」であったでしょう。だから、会話を中断してまでお客さんのための食事を用意しようなんて決して考えないのです。それは確かに当然だと思います。訪問者の方だって、きっとソローに会って話をしたいから来たのであって、食事をご馳走になるために訪れたわけではないでしょうからね。
 
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