神への信仰と非暴力。 [2024年12月27日(Fri)]
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それは、神に対する絶対的な信仰です。神こそが唯一の同伴者であり行為者なのです。神への信仰がなければ、これらの平和隊はその命を失ってしまいます。 どのような名でその存在を呼ぼうとも、神を信じる人は自分が何事かを成し得るのはただ神の力を通じてのみであると悟るでしょう。このような人は決して他人の命を害するようなことはしないでしょう。それよりむしろ、必要であれば自分が殺されることを選ぶでしょう。こうして彼は死に対して勝利を収め、それによって永遠の命を得るのです。 ・・・ 非暴力のボランティア団体についてのガンディーの話の続きです。 ここで言われている「ボランティア団体」とは、地域の治安維持に当たる「平和隊」(1297)のことです。 この平和隊は、非暴力によって暴力に立ち向かう組織です。つまり、究極的には、「他人の命を奪うか、自分の命を奪われるか」という極限状況においては「自分の命を捨てる」ことを選ばなければいけないのです。 それは、もちろんなかなかできることはありません。だから、彼は神への信仰を必須のものとして強調しているのです。 それから・・・ |




